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あらゆる臨床現場で遭遇しうる神経系の急性症状にどう対応するか、代表的な51症例によるケーススタディに基づき教示する。まず症例提示に続いて鑑別の際にポイントとなる事項を設問として表示。解答はいかにしてその結論に至ったか診断のプロセスを確認しつつ理解できるよう、生き生きとした筆致により詳細かつ丁寧に記述。神経内科、脳神経外科、救急のみならず一般内科医を含め神経症状を訴える患者を診る機会のある医師、研修医に対し臨床推論スキルを高めるための、機械的な暗記では身につかない“生きた”知識を提供する。
目次
頭痛と抑うつで受診し、翌日に錯乱を呈した29歳男性頭痛を主訴とし、同一の疾患に罹患している4人の患者整形外科手術4カ月後に記憶障害をきたした65歳の植木屋男性多発性硬化症の再発を繰り返し、この3週間で四肢の脱力、嚥下障害、鼻腔内逆流を呈した58歳女性強直性間代性発作で搬送され、ふらつき、右顔面の感覚鈍麻、左上肢の温痛覚低下を呈する78歳女性6週間前に発症した転倒・運動機能低下で受診したが、認知機能低下と感覚障害もみられる80歳男性1カ月前からの頭痛と2週間前からの悪心があり、先週には数回の失神をきたした20歳男性下痢と吸収不良があり、転倒による頭部外傷を繰り返す38歳男性化学検査技師5日前より発熱と頭痛があり、錯乱と人格変化を呈して外来を受診した30歳男性起立時の立ちくらみと左腕の振戦を反復する70歳男性〔ほか〕
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